四字熟語

異民族の蔑称。 古代中国の漢民族の人々は、自分たちの文明を「中華」と名付け、世界の中心であり最も優れたものであると考えていた。 そして四方の未開の地に住んでいた異民族を「東夷」「南蛮」「西戎」「北狄」と呼び、蔑んでいた。

仏教用語で、心が混乱している様子を「暴れ回る馬」や「騒ぎ立てる猿」に喩えた言葉。 欲望や執着が強く、自制できないこと。私利私欲に捉われていること。

素晴らしい文章を素早く書き上げる能力。文章の天才。 古代中国。東晋の「桓温」が部下の「袁虎」に布告文を書くように命じたところ、桓温が馬に寄りかかって待つ間に、袁虎は手にした筆を休めることなく、七枚の紙に長文を書き上げたという故事が由来。

清らかに澄んだ美しい心のこと。

将棋の格言。最も弱く価値が低い駒である「歩」も、局面によっては「金」以上の働きをするという意味。 また「歩のない将棋は負け将棋」という格言と同じことを表している。

わずかな表情の変化。 ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりすることを意味する。

極めて危険な状態の喩え。 一本の髪の毛で千鈞もの重さのものを引くという意味。 なぜかこんなのが出た(^_^;)

少しの余裕もない状態や様子を表す言葉。 本当にぎりぎりな限度。 特に、金銭の支払いや貸借などで、最大限に達している様子。

盛んになったり、衰えたりすること。 周の文王が、弓を張ったり緩めたりするように、人民に対して程よく接する政治を行ったという故事が由来。

一つの物事をもとにして、そこから他の複数の物事に分かれること。 また仏教用語で、人々を救うために仏が様々な姿になって現れることを意味する。