妖怪

鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪の一つで、鏡の妖怪。

中国伝説の人魚の一種。美麗な女性に似て手はあるが足はない、とされるが、じっさいは雄雌おり、生殖器があり、人間と普通に性交もおこなえる、沿岸地方では寡夫や寡婦がこれを捕らえて養育するのだという。

夜道を歩いているときに遭遇するといわれる日本の妖怪。馬の足が木の枝になぜかぶら下がっているような姿で出現し、不用意に近づくと蹴り飛ばされるといわれる。

海に住む巨大な和尚の姿をした妖怪で、船や漁師を襲ったり、海の恵みを奪ったりすると言われています。海の神様や龍神の使いとも考えられており、海の安全や豊漁を祈るときには、海和尚に敬意を払う必要があります。

人間の背後に潜み、その人の運命や寿命を左右すると言われている。その姿は人間には見えないが、鏡や水面に映ることがある。

赤ん坊を抱いた化物とされている。海を住処とするが、陸上でも数日間程度なら生きていることができ、人間の言葉を話す者もいるという。海で水死した女性の化身[、海坊主の妻などの説がある。

かつてある老女が平岡神社から灯油を盗み、その祟りで怪火となったのだという。

夜更けになると牛小屋などに入り込み、牛馬にわずかな傷をつけただけで死に至らしめたとある。また、牛打ち坊に見入られただけでもその牛馬は病気になり、時にはそのまま死んでしまったという。

古びた寺の近くに現れ、人が通りかかるとその名の通り「うわん」と奇声を出して驚かせ、人が気を抜いたときに命を奪い取ってしまうが、言われた側が同じように言い返すことが出来ればうわんは逃げ去ってしまうとの説もある。

海に出没し、多くは夜間に現れ、それまでは穏やかだった海面が突然盛り上がり黒い坊主頭の巨人が現れて、船を破壊するとされる。大きさは多くは数メートルから数十メートルで、かなり巨大なものもあるとされるが、比較的小さなものもいると伝えられることも...