妖怪

アイヌの伝承に登場する小人。アイヌ語で「蕗の下の人」という意味であると解される。

生前に他人の食べ物まで食べてしまうような者が、死後にその執着心を引きずっているためにこの妖怪になるという。

樹木に宿る精霊。また、それが宿った樹木を木霊と呼ぶ。 また山や谷で音が反射して遅れて聞こえる現象である山彦は、この精霊のしわざであるともされ、木霊とも呼ばれる。 Bing　画像だけ要求したのに詩まで出力した(^_^;) 木の中...

小袖（袖口の狭い高級な和服）の袖から、幽霊らしき女性の手が伸びたもの。

多くの人間が死んだ戦場に、数え切れないほどの鬼火の集団となって現れ、ふわふわと宙をさまよう。戦場で命を落とした兵士や動物の怨霊とされている。

本来は老人の姿だが、夜道で赤ん坊のような産声をあげるとされている。通行人が憐れんで抱き上げると、体重が次第に重くなり、手放そうとしてもしがみついて離れず、遂には命を奪ってしまう。

鬼火の一種であり、海の近くを飛び回るという。

子供ほどの背丈、全身毛むくじゃらか、頭髪が体全体を被うほど長い姿で描かれることが多い。危害を加えず、人を助ける。座敷童子に類する妖怪であり、倉ぼっこが倉から離れると家運が徐々に傾くという。

眠っている女性の寝息を吸ったり口を嘗めたりしたとある。その生臭さは病気になるのではと思えるほど到底耐え難いものであったため、我慢できずに親類の家に逃れると、その晩は黒坊主は現れず、もとの家に帰るとやはり黒坊主が現れるという有様だった。

餓死した老人が妖怪化したもので、生前の自分に食物を与えなかった人が死ぬと墓に現れ、その首を掘り出して食べるとされる。