今日の桃色女子高生図鑑

今日の桃色女子高生図鑑

12/19 まつ育の日

ジョリ!「んぁああっ!」鏡に向かって眉を整えていた彼女だったが、うっかりカミソリで片方の眉毛全てをそり落としてしまった。「ううっ……これじゃ恥ずかしくて学校に行けない」そう嘆き彼女は呟く。「こうなったら山に籠もるか……」それは『空手バカ一...
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11/29 イーブックの日

本には人生をも変えてしまうような不思議な力がある。子供の頃、いとこのお姉さんの部屋で見たマンガが彼女の人生の転機だった。今ではすっかり腐ってコミケに参加するほどだ。そして、かつて衝撃を受けた数々のマンガも今は電子書籍化されて手に入れること...
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11/28 猫と人の日

憧れの先輩の部屋に招かれ、彼女は緊張しながらも胸を高鳴らせた。「これは私からのプレゼント」そう言って先輩は彼女の頭に猫耳のついたカチューシャを被せる。「可愛いわよ」そう囁かれて彼女は頬を染めた。「あなたは私のネコにしてあげる」彼女はベッド...
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11/27 ノーベル賞制定記念日

「私、すごいことに気がついちゃったんだよね」彼女は真剣な表情でそう言った。「ふ~ん、なに?」友人は一応訊ねてみる。「タンスの角に小指をぶつける理由」「あー、はいはい」軽くあしらわれた彼女の発見だったが、これが後に画期的な物理理論としてノー...
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11/26 ペンの日

家へと帰った彼女は、自分の部屋でポケットからペンを取り出した。それは隣の席の男子の忘れ物。そして片思いの相手の私物である。……ごくり。ペンを持ったままの手が下へと伸ばされる。そして下着越しに――「あっ……」これは彼の指。そんな想像をしなが...
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11/25 ランジェリー文化の日

彼女はある決意を胸に下着売り場を訪れた。今日はいつもの3枚2000円セットのパンツではなく、勝負下着を買うのだ。とはいえ、十代の少女にあまりきわどいものも似合わないだろう。適度に色気があるものを探す。吟味を重ねた下着を買って、彼女は店を出...
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11/24 進化の日

「それは?」「わたし最近マッチョにハマっているの。逞しい筋肉の男たちが……」よだれを垂らさんばかりの顔で呟く友人に彼女は戦慄を覚える。「甘いですわ。真のBL道はオヤジよ!」もう一人の友人が手にした本では、バーコードハゲのオヤジたちが……。...
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11/23 いい兄さんの日

「お兄ちゃん、私のプリン食べたよね?」「さて、冷蔵庫にプリンがあったのは覚えているがな」彼女はソファーに座る兄の後頭部にハリセンを突きつけた。「冗談はよせ」「意外と……お兄ちゃんも甘いようで……」スパーン!彼女は勢いよくハリセンを振り抜い...
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11/22 試し書きの日

文房具売り場を訪れた彼女は、ペンを手に取って試し書きをしてみる。備え付けられた試し書き用のメモ帳を見れば、適当に引かれた線以外にちょっとしたイラストなどもあった。彼女も思うがままに落書きを書き込んでみた。それは、かつてお昼のテレビ番組でお...
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11/21 インターネット記念日

「ふ、ふ、ふ……」そのノートパソコンは、インターネットによって世界中の情報と繋がっている。その場に居ながら、どんなものでも手に入ると言っていいだろう。データだけならマンガも小説もゲームも。人には言えないような趣味のモノも秘かに入手可能だ。...
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