クトゥルー神話

飛行生物で風の神ハスターの眷属。宇宙空間に住み、銀河の磁場を操って高速で飛ぶことができる。蟻のような触角と人間のような皮膚と目、爬虫類のような耳と口、鋭い鉤爪と蝙蝠のような翼を持つ。

すべての無限の中核で冒瀆の言辞を吐きちらして沸きかえる、最下の混沌の最後の無定形の暗影。下劣な太鼓のくぐもった狂おしき連打と、呪われたフルートのかぼそき単調な音色の只中、餓えて齧りつづける果しなき魔王。

這い寄る混沌。千の異なる顕現を持ち、人間の姿にも化けることができる。混沌と狂気をもたらすために自ら暗躍し、人間を騙して破滅に導く。

炎を司る邪神。

千匹の仔を孕みし森の黒山羊。その姿は泡立ち爛れた雲のような肉塊で、のたうつ黒い触手、黒い蹄を持つ短い足、粘液を滴らす巨大な口を持つとされる。

絶えず形や大きさを変える虹色の輝く球の集積物、一つ一つが太陽のように強烈な光を放つ玉虫色の球体の集積物。

ハスターの眷属であり、大気を象徴する神。吹雪を司り、星間宇宙を歩む。人間に似た輪郭を持つ途方もない巨体、人間を戯画化したような顔、鮮紅色に燃え上がる2つの目を持ち、足には水かきがある。

旧支配者にして風の精、長い触手を持った巨大な緑の肉塊とされる。

風の神々の首領、その姿は不明確で触手に覆われた巨大なトカゲや蝙蝠に似ている。