四字熟語

網を一投しただけで、そこにいる全ての魚や鳥などを捕らえること。 転じて、罪人・徒党などを全員ひとまとめに捕らえることの喩え。

同じ目的で集まり、心を一つにすること。 「一味」は同じ目的をもつ同志。仲間。 「同心」は志を同じくすること。心をひとつに合わせること。

同じ目的を果たすために集まり、結ばれた仲間。 主に悪事に加わる仲間や集団を意味することが多い。

1本の木と1本の草で、転じて、極めて少ないものや取るに足りないものの喩えとして用いる。 また、その場にあるすべてのものを意味する。

一日暖めて十日冷やす。 少しだけ努力して、あとは怠けることが多いこと。 また、少しの間努力しても、長い間怠れば、物事は成功しないという戒めの言葉。 「一日これを暴さらして十日これを寒かんす」と読み下す。

蕉風俳論で用いる言葉。 その時代の雰囲気や流行を取り入れ、停滞を打破し、時々刻々に変化を重ねていくこと。 近年では、単に「一時的な新しさ」を指す場合にも用いる。

春の夜に見るひとときだけの夢。転じて、人生の栄華が儚く消えてしまうことの喩え。

上がったり下がったりすること。転じて、状況に応じて物事を適切に処理する喩え。

布を染料に何度もつけて染めること。また、染めた色の濃いこと。 染色のための液体に一度入れ、さらにもう一度入れるという意味。

その時代における名士。名声の高い人々。 「一時」は、その時、その時代。 「名流」は、優れた能力があり、世に名が知れ渡っている人のこと。