妖怪

石にまつわる日本の伝説の一つ。各地にさまざまな夜泣き石が存在する。大別すると、泣き声がする、子どもの夜泣きが収まるとの伝説に分かれる。

夜の山道を歩いていると出遭うもので、大きな影が人型に広がって現れるといわれる。

名前が示すようにスズメのように「チッ、チッ、チッ」と鳴き声をあげながら夜に現れる妖怪で、山道を歩いている人の前後について来るという。

夜中に枕元にやってきて、枕をひっくり返す、または、頭と足の向きを変えるとされている。

宮城県に疱瘡（天然痘）を流行させ、病死した人間を食べたとされる。 どうしてこうなった？

恐怖を感じた人間の首筋がぞっとするのは、この震々が人間の襟元に取り憑くためであり、別名「臆病神」「ぞぞ神」ともされている。 なぜかサンドワーム？

山道などを歩いている人間に空腹感をもたらす悪霊の類。これに憑かれると、歩いている最中に突然にして激しい空腹感、飢餓感、疲労を覚え、手足が痺れたり体の自由を奪われたりし、その場から一歩も進めなくなり、ひどいときにはそのまま死んでしまうことも...

冬のみぞれの降る中、暗い夜道を歩く人間の後を、姿の見えないものがびしゃ、びしゃとみぞれ混じりの道を歩くような音を立ててつけてくるという怪異。

悪事を犯した人間が死を迎えるとき、牛頭馬頭などの地獄の獄卒が、燃えたぎる炎に包まれた車を引いて迎えに現れるというもの。また文献によっては死に際ではなく、生きながらにして迎えが現れるといった事例も見られる。