HG 1/144 ティエレンタオツー/スポンジ塗装

プラモデル

 今回はネットで見た「スポンジ塗装」というのをやってみました。

 ちょうどkindle Unlimitedに詳しく解説していた本があったので、それを参考に作ります。
 
 タオツーはAFV的なデザインなのにピンク色の機体色といういかしたセンスのMSですが、素直に緑を基本カラーとしました。
 
 まずタオツー自体がHGナンバー08と古いキットなので、合わせ目消しが必要な部分がいくつもあります。額の部分は伸ばしランナーとディテールアップパーツで誤魔化しました。
 
 そして塗装ですが黒や暗色を下地として筆塗りし、その上を塗料を塗ったスポンジで叩くようにして色をのせていきます。
 
 解説本ではどちらも水性アクリル塗料を使っていましたが、リカバリーしやすいように下地はラッカーを使いました。
 
 スポンジは何でもいいんですが、隙間テープが使いやすいですね。細長いので必要な長さに切ればよく、持ち手にした部分も塗料が乾いた後に逆にして使えます。

 このスポンジ塗装の利点は鋳造っぽい独特の質感と、凹部にはスポンジが入らないので陰影を付けられることです。下地を黒色にしていればスミ入れの手間も省けます。

 自分は黒色を使った部分が少ないので、Mr.ウェザリングカラーで軽くスミ入れを行いました。
 
 ムラを消さないようにトップコートは吹いていません。この技法は戦車なんかの無骨なデザインに合いますね。

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